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通常のかぶせものと同様に歯の形を一回り小さく整えた上で型をとります。
金、銀、白金(プラチナ)、パラジウムを含んだ合金の上にセラミックを焼き付ける過程などを経て製作されます。天然の歯と遜色のない、かぶせ物です。
セラミックの材質は、保険の材質(樹脂)において問題となる、着色、臭い等を気にしなくて済みます。 表面が樹脂製の保険適応の歯の場合は、着色(変色)、臭いの問題が発生します。
これは同じ樹脂で出来たお弁当箱、カレーや魚を入れたタッパー容器の「臭い」が中々抜けきらず、加えて、日々使用しているうちに細かいキズがつき、着色(変色)してしまうのと同様です。
加えて、樹脂表面に雑菌を抱き込む為、接している歯肉に対しても、為害作用をもたらすことがあります。尾篭な例えですが、「一般的な便器」と、「プラスティック製の仮設トイレ」の違いと考えていただくとわかり易いでしょう。
セラミックの場合は、100年以上前のお皿でさえ、使用に耐えうるように、汚れや着色も無く衛生的です。
また、個々の歯の色調に合わせて製作できます。当医院では、白すぎる歯より、「色のグラデーション」を重視し、周囲(前後)の歯に溶け込ますような色調を再現させることを第一に考えます。
費用は症例により異なりますが、¥65000〜¥75000程度とお考えください。 |
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写真0095
ブリッジを製作した場合、欠損した部分に代わる「みかけ上の歯」の部分の裏もセラミックで出来ています。
これにより接する歯肉が衛生的に保たれます。 |
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写真0170&写真0178
手前の見える歯(小臼歯)はセラミック加工で、見えづらい奥の歯(大臼歯)は、金属で加工する方法もあります。すべてをセラミックで加工する場合に比べ、予算(費用)を節減することも可能です。 |
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写真0212
細かい溝を、敢えて色濃くすることによって、よりリアルに再現できます。 |
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写真0438&写真0613&写真0275
根元ぼ部分の「くびれ」「磨り減り」や「着色」などを再現すると、一層、周囲の歯と溶け込みます。 |
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写真0616
前歯の先端を透明に仕上げた例。天然の歯と遜色ありません。 |
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写真0439
奥歯の内側もセラミック加工してあり、お口を大きく開いた場合でも、自然の歯と同じに見えます。 |
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写真0396&写真0402&写真0422
前歯を装着し、唇と調和したところ |
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