一般歯科 口腔外科 親知らず でお困りの方(東京都 渋谷区 代々木)
ムシ歯に関する痛み
親知らず周囲の歯グキの痛み(細菌感染)や腫れ
歯並びへの悪影響
他の歯や、組織への悪影響
補足:抜くのを待った方がよい親知らずもあります
痛みの少ない抜歯術を!




「親知らず」のすべてが害をもたらすわけではありません。
通常の向きにはえているならば、役立つこともあります。
但し、磨きづらい場所に位置する為、汚れによる感染や、虫歯予防を徹底できるようにすることが大切です。

写真0009左下
左下第二大臼歯を失ってしまい、失った歯の一つ前の歯と、その後ろにあった親知らずを利用して「ブリッジ」をつくり、噛む機能を回復させてある症例です。
※ただし、親知らずの根は他の大臼歯に比べて短かったり、根の形が「踏ん張りの効かない」どんぐりのような形をしている場合も多い為、負担能力の削減(小ぶりに作るなど)や、歯周組織が悪化しないようにメインテナンスにも一層気を配る必要があります。

写真0027右下(上図)&写真0027左下(下図)
写真(0027右下&左下)は、第二大臼歯が虫歯で崩壊し、抜歯しないといけない症例です。
(※第二大臼歯は虫歯になりやすい歯です。また神経を抜いたあとに歯が割れたり、虫歯が悪化しても気づかずに崩壊してしまうこともあります)
この場合、後ろに位置する親知らずを、ブリッジの支えに、また、部分義歯の支えに利用することもできます。但し、傾きの程度が大きいほど、後々トラブルを起こしやすいので、慎重なお手入れが欠かせません。

写真0007右下
親知らずを利用すればブリッジが構築できそうな一例です。

写真0011右下
歯肉にもぐっていますが、比較的正しい方向を向いている親知らずです。この親知らずの一つ手前の歯(第二大臼歯)は、既に神経を抜かれている状態の歯であり、根の状態も思わしくありません。このような第二大臼歯は将来、根の病巣の再発や、歯に亀裂が入ってしまい、抜かざるを得ないことも予想されます。そのとき奥の親知らずが、抜いた場所の近くまで移動してくることが期待できる場合、無理に抜かずにお手入れを綿密に行い、残しておく方法も良いと言えましょう。


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